
日本のロックバンド「B-DASH」のボーカル兼ギタリストとして知られるGONGON(本名:菅原勇太)さんが、2024年7月5日に46歳で逝去されました。その生涯と音楽活動を時系列で振り返ります。
生い立ちと音楽活動の始まり
1977年8月21日、東京都大田区大森に生まれた菅原勇太さんは、東京都立蒲田高等学校在学中にバンド活動を開始。日本工学院専門学校コンピューターミュージック科在学中に、バンド「HAGUKI DASH」を結成し、後に「B-DASH」と改名しました。1999年にインディーズデビューし、2002年にはメジャーデビューを果たしました。「ちょ」「平和島」「ハーコー」などの楽曲で人気を博し、独特の「めちゃくちゃ語」と呼ばれる歌詞スタイルで注目を集めました。
B-DASHの解散とソロ活動
2017年にB-DASHは解散。その後、GONGONさんは自主レーベル「GONGON Records」を立ち上げ、3ピースバンド「FOOL A MEAN GOES.(フラミンゴーズ)」でギター&ボーカルを務めるなど、ソロアーティストとして活動を続けました。
体調不良と逝去
2023年初夏に体調不良のため休養し、同年9月に退院して活動再開を報告していましたが、2024年7月5日に逝去されました。享年46歳。訃報は同月11日に妻の菅原麻里奈さんより公表されました。死因は明かされていませんが、過去には体調不良での入院歴がありました。
遺された音楽と家族の取り組み
GONGONさんの実弟でアニメ監督の菅原そうたさんが手がけるTVアニメ『5億年ボタン~菅原そうたのショートショート~』第14話では、GONGONさんの未発表曲「夏の花火」「regret」が初公開されました。また、母の菅原明子さんが設立した一般社団法人「YUTA BIGSMILE PROJECT」では、GONGONさんが遺した数百曲に及ぶ楽曲の随時リリースが計画されており、2025年春から本格始動する予定です。
GONGONさんの突然の逝去に、多くのファンや関係者が深い悲しみに包まれています。その音楽と人柄は、今後も多くの人々の心に残り続けることでしょう。
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